そしてふと気がつく、そういやイタリアでいうコーヒーは常にエスプレッソだった…。普通に淹れたコーヒーを氷と一緒にシャカシャカすると、カフェインも薄まるかわりに味も薄まり、水っぽくなる…。ただまあそこは濃い目に淹れりゃいーということで、気にしないことにした。ちっとはヘルシーかもしれないし。
ところでイタリアでこれを頼むと、なぜか皆アルコールを入れさせたがる。「リキュール何入れる?」と必ず聞かれ、いや僕弱いんでいいです。と一応言ってみるも、「じゃあ少しね、ドボドボ…」「おい!午後からもいろいろ行くつもりなのに…」と何度まったりバージョンに予定変更を強いられたことか。ちなみに入れてくれるお酒はアマレット(ピーナッツリキュールといいつつアプリコットから作るそうな…ただ個人的には杏仁豆腐リキュールと呼びたい)かヘーゼルナッツリキュールが多かった。
今手元にあるコーヒーに混ぜられそうなお酒はラム酒だけ、ただ毎回酔っ払うのもなんなので、苦肉の策。キャラメルクリーム(砂糖+生クリームがないので牛乳)を作る過程でラムも混ぜてやり、アルコールを飛ばす。一緒にシェイクして、ノンアルコールアイスラムキャラメルカフェラテとでもいうべきか、とにかく元の目的からはかけ離れたわけの分からんものの出来上がり。でも思いつきだけで突っ走ったわりには、結構いけます。飲ませた友達が「お、ウマ。これどこのコーヒー?」「うちのコーヒー。」何ちゃって…。
機会があればぜひお試しあれ!