先週後半、生活ダレで朝と夜がひっくり返っていた。まあ自分にとっては大して珍しいことでもないけれど…。でも毎回思う。同じ7時間なら7時間でも、睡眠はやっぱり夜にとるもの、ある程度パターンを太陽に合わせないとどこかしら体がおかしくなる。やっぱり人間は夜行性にはできてないらしい。今週に入ってようやく許せるところまで戻った次第。
そんなこんなで前の日曜日、夜寝なかったついでに朝6時過ぎに街中に散歩に出てみた。こんなことしたのは初めて、いつも賑やかな市庁舎前の広場には人っ子一人見当らず、ネズミの足音が聞こえてきそうなほど怖いくらいシーン…初めて見るミュンヘンの姿だった。
7時頃からか、小雨の降る中ポツリポツリと教会へ向かう地元のお年寄りたちの姿が目につきだす。日曜の朝、いつもなら夢の中にいる時間、せっかくなので僕も近くの教会へ。ちょうどその時間はミサではなくプロテスタントの礼拝だった。こちらの人々の信仰の深さには驚かされる、信者でない自分も一緒になって粛々と神に祈り、賛美歌を歌って、神父さんのお説教に素晴らしいコーラスとパイプオルガンを聴かせてもらう。すっかり神聖な気持ちになった日曜日だった。
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