個人的に世界でもっとも興味ある場所のひとつに行ってきた。
オーストリアの首都、ウィーン。ミュンヘンから乗換えなしの電車で4時間のウィーンは、雪がちらつく日もあって、驚くほど風が強かったので非常に寒く感じた。
思っていたよりずっとこじんまりしていたけれど、そのこじんまりした街に根付く文化というのか、雰囲気はさすがに音楽の都といわれるだけあって独特のものがあり、オーラのようなものさえ感じられた。そういう意味で非常に密度の濃い街で、エッセンスがギュッと凝縮されたような印象を受けた。
ミュンヘンにいるとビールを飲み過るけれど、ウィーンではコーヒーを飲みすぎた。何せカフェが多い、これでもかというほどある。音楽の都改めカフェの都でもいい気が…。ただガイドブックに別ページで紹介されるような由緒ある(らしい)超有名カフェは、観光客でごったがえし、ウエイトレスの人たちも対応に疲れていてかなーりぶっきら棒な接客をされる場合が多かった。開店早々に行くべきだった。まあ日本のように客をお客様扱いしてくれるような態度は最初から期待していないし、ワケ分からない言葉を発する観光客に飽きたのは分かるけど、笑顔のひとつくらい見せてほしいもんだ。肝心のケーキもチト乾き気味、味そのものはいいだけにちょっと残念。、目抜き通りから少し外れるだけで落ち着いた居心地のいいカフェを見つけられたのは、まだ観光客の少なめな今の時期だからだろうか。それでもいわゆる観光名所には結構な人、いったい夏にはどうなっちゃうんでしょ。
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