ヴェローナは早い話が電車の途中下車、たまたま乗換え駅ということで立ち寄った。ところがどうしてなかなかいいとこ、初日からイタリアの小さな美しい町というものを見物することができた。この町で泊まったユースホステルも、少し丘の上で分かりにくかったが、

このユースでたまたま一緒になったイタリア在住日本人カップルのお二人、自転車作りの職人さんと日本画の絵描きさん、自転車で気ままに町から町へ回っている最中だった。とても気さくで穏やかないい雰囲気を持った人達、こんな人情味溢れるカップルは見たことがない。たった一晩宿が同じだっただけなのに、夜中にサンドイッチをご馳走になり、色々とイタリアについて教えてもらう。翌日にはもう何年も前から知ってるような感覚に。こういう出会いこそ旅の醍醐味だと思う。何とこのお二人、旅先で出会ったとか…うーん、素晴らしい。
ファッションの街、ミラノ。確かに街を行く人、ブティックのショーウィンドウを眺めれば、何となく凄くファッショナブルな気が…、日本ではお目にかからない斬新なデザインの服も多かった。見る人が見ればもっと感動できるんだろうかなどと思いつつ、ヴィトンの隣のマックでラ

トリノ、ピエモンテ州の州都であり、つい2ヶ月前冬季五輪に沸いた街。ここを訪れるのが今回の旅の本来の目的で、滞在も4日間、メインといっていい。目的は1週間にわたってトリノで開かれていたとある催し、


トリノからバスで2時間、のはずが途中までしか行かずに変なとこで降ろされ、待って乗継いで結局3時間半の行程。電車を使うべきだった、ともかくイタリアの北西の端、小さな小さなヴァッレダオスタ州の州

アオスタからさらに北西へバスで1時間、モンブランの

ここまで来たら行けるところまで行くだろ、ということでそこから地図と辞書を片手に路線バスで20分、ひたすら山道を登って着いたところはフィレの谷。あるおっちゃんに連れられて、丁寧なイタリア語+フランス語のアルプスの解説を耳に少し歩くと、辺り一面銀世界に。地元の人達が雪の上に寝椅子を並べてモンブラン(写真)とグランジョラスを眺めつつ日光浴をしている。山々は美しいと言うよりむしろ自然の厳しさを醸し出していた。この田舎町に山目当てで来た2日間は天気に恵まれて、とてもラッキーだった。

イタリアののどかな田舎町からミラノへ戻り、夜行列車に揺られてビールの町まで戻ってきた。この夜行列車で一緒になった人達と、真夜中に列車の窓から眺めた満天の星空は、旅の最後のいいハイライトになった。