1942年ぶり、そう聞いて驚いた。
確かにここ何日かミュンヘンでは雪が降り続いて、それも時に視界がほとんどなくなるほどの量の雪が空から舞い降りて、もはや除雪車に頼らないと外を歩くのは不可能といってもいいくらいだ。とはいっても、雪が珍しいわけでもないこの地で、半世紀以上ぶりの積雪とは。 トラムの線路は姿を消して運休、バスも一部止まった。たださすがに冬の長いこの街は、雪に対してもある程度の体制は整ってるようで、どこからともなく除雪車やらブルドーザーが現れて、市街地の最低限の「道」を確保する。そのお陰で交通機関も完全麻痺にはならないし、多くの会社や学校も普段どおり。
大変なことも(の方が)多いけれど、子供たちは、いや大学生も公園なんかでそりに乗ってはしゃいで大雪を楽しんでいる。オジサン、オバサンも久しぶりのイベントを色んな意味で満喫している感がある。たまたまのめぐり合わせ、目に焼き付けておきたい。
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